プラセンタの美肌効果
お母さんと赤ちゃんをつなぐ胎盤から抽出されるエキスをプラセンタと呼び、豊かな
栄養素に加え、細胞分裂を促進する生理活性物質も含まれている事から、多くの医療
現場で使われています。
赤ちゃんを育てるために重要な胎盤には、5000種類もの生理活性物質や酵素エキス
が蓄えられていると考えられています。
最近では、プラセンタの成分に美肌などに効果的な、アミノ酸やミネラルが豊富に含
まれている事がわかり、プラセンタが入っている化粧品やサプリメントなど、多くの
商品が販売されています。
プラセンタには、美白作用や新陳代謝を促す作用があり、角質肥厚や毛穴の詰まりが
解消されて、肌荒れ・ニキビに効果的であると言われています。
また、プラセンタは肌のコラーゲン生成をアップする作用があり、シワやニキビ跡に
も働きかけ、さらに、活性酸素除去作用や抗炎症作用、免疫賦活作用があるといわれ
ています。
プラセンタは厚生労働省にも、美白成分として医療薬品認可されています。
プラセンタは肌質や年齢を問わず、あらゆる肌の悩みに効果的に働きかける医療薬品
で、まさに理想的な美肌づくりの成分といえるでしょう。
しかし、化粧品やサプリメントなどにはヒトのプラセンタは使われておらず、胎盤か
ら細胞分裂を促進する成長因子や、他の栄養素を抽出して使われています。
ヒトから抽出したプラセンタと、牛や豚などの哺乳動物から抽出したプラセンタの効
果はほぼ同じと言われていて、動物性プラセンタをヒトのプラセンタの代わりに使っ
ている所も多いようです。
しかし、狂牛病騒ぎがあって以来、牛プラセンタはほぼ使われていないようです。
ここ最近は、馬や羊の胎盤が注目を浴びていて、特に馬の胎盤には豚と比べてアミノ
酸が多く含まれているうえ、豚には含まれていない６種の必須アミノ酸まで入ってい
るため、馬の胎盤から抽出したプラセンタの効果は豚以上と言われ、期待されています。
さまざまな薬理効果をもつプラセンタは、医療にも用いられ、また美肌づくりの成分
としても有名です。
/お肌とにきび/にきび2
