最も強力なプラセンタ埋没法

プラセンタ埋没法とは、言葉の通り、プラセンタの断片を直接皮下に埋め込む
治療法です。
お尻や二の腕などに局部麻酔をし、治療したい部分に直接プラセンタを埋め
込みます。プラセンタを直接埋め込むことより、確実にプラセンタを肌に吸収
させることができるというわけです。

プラセンタ埋没法は個人差もありますが、プラセンタ治療の中で最も強力な
効果があり、その効果は1〜3ヶ月持続するといわれています。
そのため、アレルギーやアトピー性皮膚炎などの慢性疾患に効果をもたらす
といわれています。

ただし、局部に数ミリ程度の傷が残ってしまうというデメリットもあるようです。

プラセンタとは、母親の母体に出来る、胎児を育てるのにとても重要な胎盤を
抽出させた物です。人間の成長に必要な、さまざまな物質を作ることができる
プラセンタには、ビタミン・ミネラル・たんぱく質、アミノ酸など、１００種類以上の
成分や、成長に必要な生理機能・栄養素を持っている事がわかっています。

最近では、プラセンタに美肌や美白などの効果もあることがわかり、医療医薬
品や一般医療品などにも広く利用されています。

日本では、昭和２０年代から、肝機能障害や更年期障害に対する治療方法と
して、プラセンタ埋没療法が行われていましたが、現在ではプラセンタ注射や
点滴などがメインの治療方法となっています。